ハワイのはちみつ

2008/05/10

すきなものにハワイの白いはちみつがある。
ホワイトハニーというもので、ハワイ島のワイメアでしかとれない。
作っているのは、ボルケーノ・アイランド・ハニー・カンパーニーの
リチャードさん。
わたしは、「ホワイトハニーがすき」という理由だけで
リチャードさんをたずねたことがある。
どんな方か、ほとんど知らなくて、会ったのだけれど
すばらしく、すばらしく、尊敬できる方だった。
弁護士からヒッピー、そして、養蜂家になった経歴を持ち
自分の信じていることに誠実に生き、はちみつを作っている人だった。
わたしは、ここ2、3年、年上の尊敬できる人につづけて会っている。
リチャードさんもその中のひとり。
だから、ときどき「どうしているかな」と思い出すことがある。
そして、今度、ハワイ島に行くことがあれば、また、たずねたいと思っている。
今週、リチャードさんのことでうれしいことと
悲しいことをひとつずつ知った。
うれしいことは・・・・・。
以前、わたしが、リチャードさんを取材したときのDVDを
リチャードさんがやっと見ることができ
(リージョンコードがはいっていてハワイでは見られなかったそうです)
「気に入ってくれた」ということをある方を介して教えてもらったこと。
リチャードさんも、その方も、見終わったときに
うっすら涙を浮かべた・・・・・・と。
それを知り、胸がいっぱいになった。
リチャードさんと会ったとき、その言葉やいっしょにいる時間のなかで
大切なものを受けとった。
いまでも、そのときのことは、神さまからのプレゼントだと思っている。
自分で会いたいと思っていた人だったけれど、
ほんとうは、もっと、大きな力が会わせてくれたのかもしれない・・・・・。
リチャードさんのような人に会うと
いろいろある大変なこともすっと消えていくし、がんばろうという気になる。
リチャードさんの様子を教えてもらったとき
わたしは、うれしくて、ふうっと、おおきく息をした。
そして、悲しいこと・・・・・。
それは、昨年の秋に、はちみつをとるためのギアヴェの森が
火事で半焼してしまったということ。
原因不明の火事だったそうで、
それにより、はちみつの生産量が半分になったことを知った。
従業員の方も10人、辞めたそう。
リチャードさんは、従業員の方たちを大切にしていて
工場には、その人たちの手のコピーをかざっていた。
お休みも多く、仕事だけでなく、ほかのこともできるように、と言っていた。
メインランドへの出荷も止まっているという。
さらに、森の近くは、ゴルフ場の開発計画も持ち上がっている。
それでもリチャードさんは、笑顔で仕事をしているそう。
火事のことを知ってから「どうすればいいんだろう」と
そればかり考えている。
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(c)masahito jugame

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