むずかしいこと

2008/02/11

昨日は、遠山こずえさんが、青山でフラを踊るというので
渋谷さんと小夜ちゃんと夫の4人で見に行った。
いくつかのハラウ(フラ教室)が集まり、開いているもの。
はじまりの3曲は、遠山さんたちのハラウ、
カヒコ(古典)ではじまった。
カヒコは、神様に捧げる踊りとしてある。
日ごろ、目にするフラとは、かなりちがい
動きが激しく、力強い。
カヒコが終わると、アウアナ(現代フラ)がはじまった。
わたしは、カヒコにとても惹かれる。
見ていると、体の芯が揺さぶられる。
アウアナのやわらかい動きやしあわせな空気も
見ていて楽しいけれど
別の次元のもの、たとえば「生命の力」のようなものを感じる。
と、言っても、何度も見ているわけではないので
いろいろ言えないのだけれど。
昨日もカヒコがはじまったとき、心臓がどきどきした。
遠山さんが、カヒコを踊っているのもはじめて目にした。
いつも、にこやかに踊られているアウアナとはちがい
東京から、神様にむかって踊っているようだった。
カヒコを踊るには、かなりの体力(精神力も)がいる。
その時間を思うからか、手の動きも足の動きも
見のがさないように・・・・・・と思ってしまう。
昨日は、こどもたちのフラもあった。
これは、ただ、ただ、かわいい。
フラの持つ本当の意味をこれから知っていくのかなあ。
4人でお昼ごはんを食べながら
流れから六ヶ所村再処理工場の話になった。
小夜ちゃんから、六ヶ所村のことを聞かれ3人で説明をはじめた。
「こわい」と言ったり、書いたりしているけれど
一体、なにがこわいのか? という
肝心なところが、つたわっていなかった。
人に何かをつたえるのは、本当にむずかしい。
以下、簡単な説明です。簡単でも長いです。
でも、読んでくれたら、なにがこわいのか・・・・・が、
すこし、わかってもらえる気がします。
六ヶ所村再処理工場と原子力発電所はちがいます。
原子力発電所は、電気をつくるところですが、再処理工場は、そうではありまん。
原子力発電所は、ウランを核分裂させ
それで得たエネルギーを元に電気を起こしています。
原子力発電所で使うウランを燃やしたときに出るのが
使用済核燃料と言われているもので、ブルトニウムはそのなかにあります。
六ヶ所村再処理工場は、その使用済核燃料から
ブルトニウムを取り出すための施設で、大きな問題を抱えています。
・プルトニウムは、角砂糖5こ分の量で
 日本の人がすべて亡くなってしまうほどの力を持っている。
・取り出したプルトニウムは、すぐ使うことができない。
 冷やすために必要な時間は、約100年と言われている。
 つまり、いま、取り出したとしても100年経たないと使えない。
・取り出したプルトニウムを高速増殖炉で燃料に使うと言われていたが
 その高速増殖炉は95年に事故を起こし、止まったまま。
 実用化できても50年後のことと考えられている。
・取り出したブルトニウムとウランを混ぜて原子力発電所で再び使うという計画
 (ブルサーマル計画)もあるが、危険なため、受け入れる市町村がない。
 また、ウラン自体が、あと50年から60年でなくなると考えられている。
 (冷却期間が終了したプルトニウムがあってもウランがなくなってしまうということ)
・再処理工場からでる放射能1日の量は、原子力発電所の1年分。
 通常の原子力発電所の240倍の気体状放射能が煙突から
 300トンの廃液が配管から、毎日、海に流される。
・使用済核燃料を再処理工場まで運ばなくてはならない。 
 日本に55基ある原子力発電所から運ばれていく。 
 九州から、四国から、中国地方から、首都高速、関越、東北道を通って運ばれる。
・プルトニウムは、半永久的(2万4000年)に放射能を出しつづける。
・2兆2000億円という費用を注ぎこんでいる。わたしたちの電気料金に反映される。
多くの費用を注ぎこみ、利用できる保証がないものを造り
危険なものを取り出し、大地と空と海に放射能を広め、
そんなものを稼働させようとしている、ということです。
石油は、あと30年でなくなると言われています。
世界的には、不足するエネルギーを自然エネルギー(風力、地熱、太陽)に
代えようと研究を進めていますが、日本は原子力という方針をとっています。
方向転換する予定は、いまのところないようです。
日本は、いままでフランスとイギリスに再処理を頼んできました。
そこでできた放射性廃棄物は日本に戻ってくることになっています。
(一部はすでに戻ってきています)
これらも六ヶ所村再処理工場で30年から50年、中間貯蔵されます。

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