食べること

2008/02/03

先週、北京に住んでいる知り合いと夫と3人で夕ごはんを食べた。
ご主人の転勤で北京に行ってから、帰国して会うのははじめて。
町の様子を教えてもらう。
人が強いこと。空気が汚れていること。
食べ物がおいしいこと(ただし油が多い)。
日本食を売っているお店でゴボウを買ったら
店内でも、道でも「どうやって食べるの?」と
質問されたことなど、教えてもらう。
中国には、農薬を落とすための野菜用洗剤があると知っていたので
農薬のことも聞いた。
その流れで、すこし前、中国で起こった事故の話になった。
こどもがカップ麺を食べて
亡くなった・・・・・という話。
そして、帰宅したら、冷凍食品のことが
ニュースになっていた。
うちは冷凍食品をほとんど買わない。
あるのは、国産の冷凍うどんと精進(お肉なし)春巻き、餃子。
どちらも大地宅配のもの。
ニュースで、最近の冷凍食品事情を知り
いろいろなことを考えた。
まず、値段の安さにおどろいた。
冷凍食品がいかに世の中に出回っているか、ということにもおどろいた。
わたしは、毎食毎食、きちんとしたものを作り
食べているわけではない。
でも、自分なりの基準はある。
日常的に口にするものは、国産をなるべく選ぶ。
(お菓子やジャムなどは外国のものもあります・・・・・)
時間がなくて作れないときは、
きちんとしたものを出してくれるお店へいく。
遺伝子組み換えのものは、買わない。
コンビニエンスストアのお弁当は食べない。
ファストフードは口にしない。
白砂糖の入ったものをなるべくとらない、など。
それが、正しいとは思わないけれど
そんなふうに自分なりのルールをある程度、決めておかないと
食生活は、あっという間に乱れる。
とくに忙しくなると、後回しになってしまう。
今回のことで、回収される食品の多さにも衝撃を受けた。
どれだけ、わたしたちが、外国に頼っているか
回収される数が証明していた。
いま、日本の食料自給率は40%を切っている。
以前、フランスに住んでいる人から聞いたとき、フランスは130%。
自国の人以上を養える力がある。
「それが、豊かということ」とそのとき思った。
昨年、日本が40%を切ったと聞いたとき
「何か起きたら、どうするんだろう」と思った。
でも、その数字は、自分の国のことなのに
どこか別の国の話のように感じた。
作物を一から育てる。海に魚をとりに行く。
ウシやブタを育てる。それを使って加工品ができる。
その最後に価格がつくとしたら
どれくらいの値段になるのか・・・・・。
フェアトレードであれば、それなりの値段になると思う。
国産は高い・・・・・だから、という気持ちもわからなくはない。
けれど、それが農業の力をうばい
自給率を下げ、安い外国に流れていくシステムを作ってしまう。
すべてのことは、つながっている。
だから、今回のことは冷凍食品だけの話ではない。
わたしたちが「食べ物」と呼んでいる生命のことを
考える機会になればいいと思う。
元にある物は、すべて生命。
それを食べ物という形でいただいている、そのことを。
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週末に出合ったおいしいもの3つ。
ほいあん堂のお菓子、たまちゃんのアップルジェル
naruyaのこしあん羊羹。

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