パーマカルチャーの畑へ

2011/05/04

「パーマカルチャーの畑をやっている修道院がある」。
だれからいつ聞いたのかおぼえていないけれど、
三浦にそんな修道院があることを知っていた。
「おとずれてみたい」と思っていたところ、昨日、たずねることができた。
国道からなかに1本、入った道。
キャベツ畑の脇を通りぬけ、ゆるやかな坂を車は下りていった。
海のちかくまで行った辺り、上に上っていく坂。
その坂を上り切ったところに、修道院はあった。
出迎えてくれたのは、年配のシスターと犬のふうこ。すぐ、畑に案内してくれた。
建物の奥にスペースがあり、そこが畑になっていた。
最初に目に入ってきたのは、風にざわざわとゆれる麦畑。
実をつけ、まっすぐにのびた麦が、強い風にゆれていた。
横には、インゲン。その横には、ナスの苗。
畑の畝は、円を描くようにつくられていて、中央には梅。
老木らしいけれど、ちゃんと青い実をつけていた。
除草剤を使っていないので、きれいに整えられた畑とはちがう。
それは、最初は人が作ったものだけれど、なかで循環がはじまっている。
そのことが、見てとれる畑だった。
石が積まれた花壇にはイチゴ。白い花がついたばかりのブラックベリー。
数々のハーブ。モモ、スモモ、ビワ、イチジクなどの果樹。
「手入れをしていないですよ」と言われたけれど、ちゃんと廻っていた。
ゆっくりと1時間ほど畑を見せていただき、そのあと修道院のなかも見学させてもらった。
50枚以上のソーラーパネルからは、電気の90%がまかなえるという。
ペレットストーブのあたたかさ、雨水利用についてなど、いろいろ話してくださった。
「エコ的な生き方をしたいと思ったんです。だから、こういう形になりました」。
シスターは、きっかけを教えてくれた。
「本来、そういうことなんだと思いますよ」ということも話してくれた。
祈りについて、生き方について、短い時間だけれど、そんなことも。
話をしながら、わたしは、庭をパーマカルチャーの方法で循環させよう、それも早々に、と思った。
この話は、不思議なつながりがある。
実は、2月に田ノ浦に行ったとき、
わたしが乗った車の運転をしてくれていた人が、パーマカルチャーをやっている人だった。
そして、偶然にも、この修道院の畑をつくったスタッフのひとりだった。
話をしていたら、そのことがわかり、ちょっとおどろいた。
「この人にたのめるように出会わせてくれたんだ」と、思った。
そのあと、あの大きな地震があり話が止まっていた。
けれど、修道院に電話をして見学の予約をとったとたん、
その人から連絡があり、なんとなく話が進みはじめていた。
シスターの言った「エコ的な生き方」という言葉は、人の営みの基本だと思う。
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