マサさん

2011/02/19

「午前中にとどくだろう」と思っていた原稿の戻しがこなかった。
天気もいいし、外に行きたくなったので、マサさんとお茶を飲むことにした。
マサさんは、葉山に来てから知り合った人で、61歳のおじさんサーファーだ。
ひょろっとした体つきで、日焼けをしていて、小学生の男の子が、そのまま61歳になった感じがする。
わたしのともだちのなかでは、最年長だ。(多分)
出会ったのは、ある人のところの集まり。そのときマサさんは、料理の担当をしていた。
テーブルには、ベジタリアン料理。そのことで、マサさんがベジタリアンなのがわかった。
日に焼けた感じからして、波乗りをやっていそうだ。
「あの年齢でベジタリアンだったら、多分、スピリチャルな人だろう」と思い
そのときは、めずらしく、わたしの方から話しかけた。
思った通り、マサさんはスピリチャル、それもインド哲学に精通していた。
その場にいた人は、ほかの部屋ではじまったライブを見にいったけれど
わたしは「インド哲学の話が聞けるなんて、めったにない」と思い、マサさんと話すことにした。
それから2時間、ベジタリアンになった理由から、グルのことまで、いろいろ話した。
3日後、近所のお店の駐車場で、ばったり会ったときは「あのときの!」と、なった。
それから、ときどき、ごはんを食べたり、お茶を飲んだりしている。
今日は、お昼時だったので、マサさんのキャンピングカーで鎌倉のおいしいパンを買いに行き、
そのまま134号線沿いの海が見える駐車場に車を停め、お茶を沸かし、パンを食べた。
古いワーゲンのキャンビングカーは、ガスコンロと冷蔵庫がついている。
ハーブティーをいれ、パンを焼き、ジャムやピーナツバターをつけていただいた。
マサさんは、ベジタリアンだけあり、きちんとした食べ物を選んでいる。
今日のお茶も、ジャムも、ピーナツバターも、みんなオーガニックだった。
で、何を話しているかというと、グルのことや瞑想のこと、カルマのこと。笑
わたしはインド哲学に詳しくないので、面白いと感じることが多い。
たとえば、カルマについて。
日本では(少なくともわたしは)、カルマという言葉に対し、ポジティブな印象がなかった。
よくないことをすると、めぐりめぐってもどってくる・・・というような感じ。
でも、インド哲学では、そういう捉え方はしないらしい。
「陰陽のような感じに近いかな」と、そんな話ばかりしている。
今日、びっくりしたのは、マサさんが仕事でパリに住んでいたとき
「五月革命が起きてさ」と言っていたこと。「教科書に書いてあった」と思った。
帰り際、わたしがポテトチップス好きなのをおぼえていてくれて(笑)、
オーガニックポテトのスナック菓子をくれた。(小学生か・・・・・)
夫には「天ぷらにでもしてあげて」と、ふきのとう。
夜ごはんのときに食べたふきのとうは、春の味だった。

page top
© hirose yuko All rights reserved.