日本の道具

2009/07/14

いま出ている『クロワッサン』で日本の道具の取材をさせてもらった。
家で使っている物。おひつ、糸切りばさみ、ほうき、傘。
どれも、大事に使っている。
職人さんも、お店の方も、みなさんおもしろい話を聞かせてくれた。
実際、自分で何かを作っている人の話は、とてもおもしろい。
家では、江戸ほうきを使っている。軽くて使いやすい。
江戸ほうきの由来を聞いたところ
「江戸っ子は、せっかちなので、軽いほうきでさっさっと掃除できるようにと
軽いほうきが生まれたんです。この形は江戸特有のものです」
なるほど。
その場所、その場所で、道具には特徴がある。
江戸っ子の気質が、ひとつの形を生みだし、いまに至っている。
今回、話をうかがったおひつの職人さんは、4代目の方だった。
家にあるおひつは、その方のお父様が作られたもの。
亡くなられたということだった。
でも、こうして家におひつがあり、まいにちのように使っている。
わが家には、なくてはならないものになっている。
使いながら「いい、おひつだな」と思っていたけれど
話を聞き、工程を聞いたら、とてもいいものだとわかった。
9年、使ってもこわれない。これが、電化製品とちがうところ。
これからも、大切に使っていきたい。
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