いま起きていること

2008/09/16

一昨日と昨日つづけてNHKスペシャルを見た。
いま起きている戦争をテーマにしたもの。
これまで戦争をテーマにしているものは、あまり見ないようにしていた。
受け入れることが、なかなか、できないから。
とくに自国で起きた戦争は、あまりに苦しく、悲しく、見るのがつらかった。
いまの暮らしから遠いところにあってほしいと思っていた。
2日連続で放送された内容は、アメリカを主に取り上げたもの。
戦争で、兵士がどうなっているか、ということ。
帰国してPTSDに苦しんでいる人、志気をあげるために国がしていること。
昨日は、母親をクローズアップしていた。
イラクには、1万人のアメリカの女性兵士がいるらしい。
うち、3人にひとりは母親。
前線で戦うことは禁止されているけれど、銃撃や爆撃はいつでも起こる。
やむなく戦闘に参加せざるを得なかった人、爆発を経験してその恐怖にさらされた人、
その人たちが、帰国してから直面するのは、自分のこどもを愛せなくなるという現実。
戦争で亡くなったこどものことをわが子を通して思い出してしまったり
家の外がこわくなってしまうとつたえていた。
番組のなかで、この秋、イラクに行くお母さんがこどもにむかって
「悪い指導者がいたから、みんなを助けるために戦争が起きた。
いま、その指導者はいないけれど、自立が必要だから行く」と告げていた。
そして、そのあと、泣いていた。
アメリカ軍の死者4000人。イラクの死者15万人。(番組発表)
よく言われることだけれど、戦争はだれもしあわせにしない。
もっともらしい言い分があったとしても、それは一方的な理由にしか聞こえない。
わたしたちの国の代表は、この戦争がはじまったとき「支持する」と言った。
一体、なにを支持するんだろう?

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