Halau o Kekuhi

2008/06/23

ハラウ・オ・ケクヒの公演を見に行った。
フラをやっている人の間では、とても有名なハラウ。
わたしは、以前、取材する機会に恵まれた。
今回の公演は、2部制で、1部はカヒコ(古典)、2部はアウアナ(現代フラ)だった。
カヒコがはじまると、鳥肌が立った。(いつもですが)
血が騒ぐ・・・・・という感じ。
生き物のなかにある何かが動きはじめるような感覚。
わたしは、身を乗り出して、ずっと見ていた。
あんなにはげしいフラを1時間ちかくつづけられる、精神力と体力と技術に圧倒されながら。
フラは、ゆったりした踊りだと思われているけれど、実は、ぜんぜん、ちがう。
元々ある、カヒコは、力強い。
踊る姿を見ていると、神さまにささげる踊りというのが、わかる。
日本に来てから、鎌倉の鶴岡八幡宮で奉納の踊りをさざげたそう。
休憩をはさんで、2部は、たのしくアウアナを。今度は、みんな、たのしそうに踊っていた。
見ているこちらまで、しあわせになる。やっぱり、フラは、いい。
はじまってから終わるまで、ずっと、わくわくしていた。
1度にたくさんのものを受けとった。
以前、クム・フラのナラニさんとご主人のシグ・ゼーンさんにお話をうかがったとき
「フラは、自然とつながるもの」と教えてもらった。
また「生き方そのもの」と。
自分たちの生きている土地を愛し、尊び、生きていく。
先祖から受けとったものをつぎにつたえていく。
土地とつながること、つたえていくことが、フラにはできる・・・・・と。
ハワイの人の感覚と日本人の元々の感覚は、似ているところがある。
自然のなかに神さまがいること。恐れと尊敬の気持ちがあること。
そういうところが、ちかいから、わたしは、惹かれるのだと思う。
最近、環境問題のことを書いたり、活動していたりするけれど
そこにある思いも、フラに通じるものがある、と、自分では思っている。
自分たちの生きている土地を愛することは、その場所を大事にすることと同じ。
わたしにとって、それは、自然を大切にする、ということだから。
受けとったものをつぎに残していくことだから。
今回の公演は、ナラニさんが日ごろ考えていることが、そのまま形になったものだと思った。
しあわせで、たのしくて、大事なことにあふれている。
人は、人の思いは、すばらしい。

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