つぎへつづく、こと

2008/06/02

週末。土曜日は、ひさしぶりに何の予定もない日。
朝、起きて、片づけなどをして、午後、昼寝などしてすごす。
雨が降っていて、肌寒いくらいだったのでぐっすり眠れた。
雨の音を聞きながら、うとうとするのは、落ちつく。
日曜日は、大地を守る会主催の『六ヶ所村ラプソディー』の上映会に行く。
映画のあと、監督の鎌仲さんもいらっしゃると聞いていた。
スウェーデン取材のことも話してもらうということで
ぜひぜひ、聞きたいと思った。
以前、ETVでスウェーデンのことを取り上げている番組を見たことがある。
ひとつの町が自然エネルギーで成り立っていた。
鎌仲さんが話してくれたこともそんなことの数々だった。
スウェーデンは、国民も、政府も、王室も一丸となり
脱・石油、脱・原発を目ざして国を変えてきたそう。
ちょうど日本が、六ヶ所村再処理工場の建設を決めた年に
スウェーデンは方向転換したらしい。
みんなが、自然エネルギーにシフトしていくよう、いかないといけないよう
政府がシステムを作りあげた。
たとえば、ガソリン車は、税金が高いけれど、自然エネルギー車だと免税がある。
パーキングも自然エネルギー車だと無料、など。
元々、自然エネルギーにしようという気持ちがある上
税金などのシステムがあり、急速に国全体が変わっていった。
おどろいた・・・・・というか、賢いと思ったのは
トイレの便器のなかが、ふたつに区切られていて
小のほうは肥料用に、大のほうはバイオガス用にと
あらかじめ区別されていること。
そうやって、みんなが、できることをしている。
ソーラーパネルだけでなく、地熱を使う方法も確立されている。
ほかに教えてもらったのは「ナチュラル・ステップ」という考え。
スウェーデンでは、こどもから大人まで、当たり前のこととして
受けとめられている考え。
あまりに当然すぎて話題にならない・・・・・ほどらしい。
教えてもらったのを簡単に書くと
1 地中に埋められているものを掘りだし、それを地上でふやさない
(たとえば、石油や石炭を掘りだし、使いすぎない、使わない)
2 人間の作り出したものを自然のなかで多くしない
3 自然を物理的な方法で劣化させない
(たとえば、ダムを造ったり、道路を造りすぎたりして、自然を破壊しない、など)
4 人の基本的なニーズ(生命、愛情、自由、理解、保護、参加、休み、創造、
アイデンティティ)を充たしていく
それらを各自が理解し、受け入れている。
暮らしと自分自身を充たしたしながら、
自然エネルギーにシフトしていっているということ。
そこには、豊かな暮らしがある。
石油は確実になくなるし、そのことで戦争まで起きている。
原子力発電は、エネルギーはできるけれど、
それに伴うリスクや悲しみ、エゴが大きすぎる。
それにむきあうと、スウェーデンの選択は、自然な流れだと思う。
太陽や風や大地の力を借りれば、暮らしていける。
現実にできている所がある。
「ムリ」とか「できない」という声は、
そう思っているだけなんだなあと。
(思わせたいのかもしれない・・・・・・ですね)
地球は、わたしたちが、いままで雑な使い方をしてきたにも関わらず
まだ、つぎの方法を残してくれているということ。
スウェーデンでできるなら、わたしたしたちもできると思った。
明るい・・・・・未来。選べる道はある。
つぎへむかう道があることをつたえることも、大事。
今回も大地の町田さんが声をかけてくださった。
町田さんありがとうございます。
鎌仲さんも帰国早々、お疲れさまでした。

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