2013/07/01
昨日の夜、あめが帰ってこなかった。
夕方、いつものようにごはんを食べ、ベランダへ。
暑くなってから、あめはベランダですごすことが多い。
でも、1時間毎に部屋にもどってきては「ニャー」と鳴き、
なにかを確かめるようにして、また、ベランダに行く。
夜「そろそろ寝ようかな・・・」と思うときは「あめ」と呼べば、部屋に帰ってくる。
それが、昨夜は、まったく顔を見せないし、呼んでも、返事もないし、帰ってもこない。
ここは共同住宅の3階。行動範囲は限られている。
あめの行く先は、ベランダの端から端とおとなりの部屋ぐらい。
「うーん。これは落ちたのかもしれない」と思い、8過ぎ、下まで見に行った。
でも、気配はない。
どこかの部屋であそんでいるのかも・・・と、楽天的に考え
部屋にもどり、さらに1時間半待ってみる。
9時30分。
帰って来ない。これは、かなりおかしい。10時前にまた下に降りていくことにする。
懐中電灯を手にして、さきほどとは反対から建物のまわりをぐるりとまわる。
ここは、山のなかだけれど山奥に温泉があるため、思いのほか車がよく通る。
気持ちは焦るけれど、松葉杖なので思うように歩けず・・・。
と、そのとき、建物の横に停めてある軽トラの下から、ねこのちいさな声がした。
あめは、そこにいた。
確かなのは、玄関からでていっていないこと。
つまり、3階のベランダから飛んだか、落ちたかにちがいない。
ケガをしているかどうかは、暗くてわからなかった。
「ふたりして(わたしとあめ)骨折だったりして」。
抱きかかえて部屋にもどりたいけれど、松葉杖だとかかえられない。
仕方なく、松葉杖をその場に置き、意を決して(大げさ)
一歩一歩、ころばないようにしながら、階段をあがり部屋にもどった。
汗びっしょり。
さいわい、あめにケガはなかった。
帰ったらノビをしていたのでだいじょうぶだろう。
明けて今日。
いつもは、朝ごはんを食べるとすぐベランダにでるのに行かない。
昼も部屋で寝ている。夕方も。
昨日は「もしかして、3階から飛んだのかも」と、思ったけれど
「落ちた」というのが、ほんとうのところかもしれない。
どちらかわからないけれど、無事でよかった。
早く、脚を治さなきゃ。