「少食」日記16

2013/05/22

「少食」も終わり間近。いや、終わり?!

 

一昨日、東京の鍼の先生がいらしてくれて、からだを診てもらった。

「背中の一部に痕跡がすこし残っているけれど、内臓はだいじょうぶ」と言われた。

脈もいいらしい。

これでふつう食にもどしていける。

でも、急に「これとあれを食べて」では、せっかく調ったからだがもったいない。

ふつう食にプラスしながら、すこしずつ、食べたいものを食べよう。

とは言っても、骨折中なので、あれもこれも食べに行けないし

作ることのできるものも限られている。

あまり長い時間キッチンに立つのは、骨折にはよくなさそうだ。

 

鍼の先生、あずささんは、月に1回、こちらに来てくれ診てくれている。

(高松の鍼灸も、あずささんが紹介してくれた)

いままで4回受けた。いつもじっくり2時間ほど鍼とお灸をしてくれる。

部屋で診てもらえるのがよく、わたしは夜に受けて、終わったあと眠る。

話も、からだの見方も、おもしろく

「いまの治った状態をキープするために、骨折したのかもしれないですね」と、さらりと。

確かに。

わたしは、すぐ、動いてしまうので、この状態はいいのかもしれない。

ともだちと「カツオを食べに高知に行こう」と、骨折二日前に話していたくらいだから。

 

少食をしてよかったのは、

日ごろ自分がなにを、どれだけ食べているかわかったこと。

日々・・・というのは、案外、流れていってしまうことも多く

気に留めているようで留めていないこともある。

「食べる」ということ

「食べ物」そのものも、そういうところがある。

ある?   あった?   というのに気づけた。

 

あとは「食べたい」と思っているものが、

ほんとうに食べたいのか、イメージで食べたいのか、習慣で食べたいのか。

「粉ものが食べたい」と度々、思ったけれど

こういうとき、コンビニエンスストアで売っているものが食べたいのではなく

「あそこのあれ」だったり、「あの人がつくったこれ」だったりする。

「食べ物」と一括りでくくっているけれど、

ほんとうは一括りできないものなんだ、とあらためて思う。

 

何が食べたかったのか・・・と言うと、

お店で言えば、鎌倉・なると屋の今月のごはん、西荻窪・のらぼうのいろいろ、

逗子・おかむらのせいろ、逗子・ビーチマフィンの豆腐のエンチラダス

鎌倉・小花寿司のひかりもの。

あとは、和菓子。吉信や虎屋や老松、ふたばの豆餅や亀十のどらやき。

「粉もの」と思っていたわりには「ここの」というのがなく、

たとえば、都ちゃんのクッキーやしょうご君のスコーン、

ゆういちろうさんのタルトなど、ともだちがつくるものが「食べたい」と思った。

みちこさんのごはんも、くうらやアレイの焼き立てパンもいいな。

さとみちゃんのローチョコも。

お店ではないけれど、白崎茶会のカレーとナンも。

 

でも、食べてもよくなると思いは意外と手放せる。

うん?   ちがうかも?

これは、少食をしていなくても、食べたいものだ。

遠くてすぐには食べられないものばかり。

 

食べ物は、食べるだけではないもの、だと気づく。

あのお店の、あの空気のなかでいただくもの。

あの人が、つくってくれたもの。

栄養やカロリーとはべつに「気」をいただいている、と、あらためて思う。

(カロリーは、もう20年ぐらい気にしたことがない)

食べすぎる・・・というのは、食べ物の「気」が足りないこともあるのかもしれない。

その足りない「気」を量でうめようとするのかも?

(大味のところは量でカバーをとても感じる。

化学調味料、または、安さ、手軽さでカバーも)

おいしくて、ついつい・・・も、もちろんあるけれど。

いま、気づいたけれど「食べたい」と思っていたお店は

みんなつくっている人がわかっているお店だ。ふーむ。

 

実際にからだが変わっていくことは

「食べ物でからだとわたしができていく」のと

「食べないことでからだとわたしが治癒していく」日々だった。

いのちや、からだというのは、何かがあると優先順位をつけるのだと思う。

それは、脳がそうするように指示をだすのかもしれないし、

もっと根源的なものかもしれない。

わたしのからだだけれど、

わたしの知らないことがたくさん起きる場所。

 

目に見えないところで、からだが、いろいろしてくれる。

こちらができることは、そのスイッチをいれやすくすること。

または、スイッチをいれること。

今回、そのスイッチのひとつが「少食」だったのだろう。

スイッチは、いくつもある。

薬だってそうだ。鍼や整体やホメオパシーもそうだろう。

自分のすきな方法でスイッチをいれればいい。

速攻で効くスイッチ、ゆるやかに効くスイッチ。

スイッチをいくつか知っているのは、大事だ。

 

いま、わたしのからだは、折れた骨の修復に力を注いでいる。

エネルギーを使っているのが、わかる。

不思議なことに、骨折したことがわるいことだと思えない。

ある人から「骨折はあと押しになるみたい」とメールがとどいた。

ぬけた感じもする。ほんとうに。

不安やもっともっと・・・がさらに遠くへ。

必要なものとそうでないものも、よくわかる。

つながっている感覚も。

そんな感じが・・・なんて、だいじょうぶ?  と、思う人もいるだろうけれど

ジャッジする必要は、もう、ないものね。

人は、どんどん変われるね。

 

 

今度、葉山にもどるのは9月になると思う。

そのとき、また、あの不思議な病院に行き、診てもらおう。

先生、なんて言うかな?

「少食」日記、ひと区切り。

 

・・・・・・・・

 

「あっ、そうだ。歯医者さんにも聞いておこう」と

東京のかかりつけの歯医者さんに電話した。

受付の方に「骨折して、歯とは直接、関係ないのですが・・・」と言うと

「そんなことありません」と。

ひと通り話をして、すこし腰が痛いのと(松葉杖を使うので仕方ない)

首の張りをつたえた。

夕方、再度、電話をすると、先生からの指示は

「おへその上15センチを凍らせた保冷剤で、朝食後と夕食後30~40分後に1分冷やす。

それを5日間。様子を見て変わらなければ、また連絡ください」とのこと。

やってみよう。

 

 

5月20日

朝 玄米あまざけ

昼 ピタパン(粉もの解禁。アリサンのピタを買ってあったのだ)   かぼちゃサラダ(豆乳マヨネーズ)

にんじんサラダ(タヒニ 醤油)

夜 ごはん おみそ汁(大根 油揚げ)  ひじき煮 テンペの照り焼き

 

5月21日

朝 玄米あまざけ(あずきいり)

昼   野菜のあんかけごはん(小松菜 油揚げ しいたけ たまねぎ 葛粉 醤油)

夜 とても眠くて夕方から就寝

 

5月22日

朝 ピタパン にんじんサラダ(タヒニ 醤油)   かぼちゃスープ

昼 ごはん おみそ汁(大根 油揚げ 大根菜)    ひじき煮 かぼちゃのもち粟

おやつ 紅茶 クッキー

夜    ごはん 大根ステーキ そら豆ソテー かぼちゃサラダ にんじんサラダ


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