「少食日記」はじめます 1

2013/04/25

そもそものはじまりは「ここのところ胃が重い」だった。

なんとなく優れない日がつづき

「これは一度、診てもらったほうがいい」と思うようになった。

ちょうど葉山にもどる予定があり、かかりつけの病院に電話をしたところ

予約がとれたので葉山滞在を一日のばし、病院へ行ったのだ。

そこの病院は、西洋医学だけれど、漢方を処方してくれる。

「漢方薬をだしてもらおう」。そんな軽い気持ちでおとずれた。

(この具合がよくないから薬を、という発想自体が・・・)

診察は、いつも横になっておなかをさわる。

今回もいつもとおなじようにおなかをさわられた。

ふーん、という先生の表情もいつもとおなじだ。

その後、ベットからおきあがり、椅子に座り直したわたしに先生は言った。

「胃カメラを飲んだ方がいいかもしれません」。

! !   !

「胃カメラですか?  どうしてですか?」

というわたしの問いに(明らかにやや動揺)

「潰瘍になっているかもしれません」。

そのとき、わたしが思ったのは

「潰瘍」より「胃カメラを飲みたくない」だった。

 

どうしてそんなふうになったか、ふたりで原因を探しはじめた。

何があったか、思い当たることはあるか・・・を聞かれた。

あたらしい土地で暮らすのは少なからずストレスはある。

車の運転も長くなった。家も見つからない。

暴飲暴食もしていないし、お酒(少々飲みます)もタバコもとらない。

「そういうことじゃないみたいよ」と、先生。

そのとき「あっ」となった。

あることを思い出したのだ。

そのことを話すと先生は「ああ、それだ」と、今度は納得顔。

診断は、薬を飲んでしばらく様子を見ること。

症状が消えなかったら、胃カメラを飲むこと。(イヤだ)

処方してくれたのは、サイコケイシトウという漢方薬と

レスキュレメディを一日4回、塩を丹田に貼る、そして、鍼灸を受ける。

相変わらず、西洋医学の枠を超えまくっている診断に関心する。

原因がわかったので、ふたりで「多分、だいじょうぶそう」という雰囲気になった。

 

とは言っても気になる。

山に帰って来てから最初にしたのは、中島デコさんへのメールだった。

そして、返ってきた返事が「少しのものをよく噛んで食べること」だった。

ゴールデンウィーク中にファスティング(半断食)をしようと考えていたけれど

ファスティングより、少食のほうが効果があるという。

でも、この少食、ただ少なくするだけではない。

メールには、粉もの、油、動物性、乳製品、嗜好品を止めるとあった。

かつて、きっちりマクロビオティックを三年やったことがあるけれど

そのときのほうがまだゆるい。

基本は、ごはんとおみそ汁と季節の野菜の副菜少々となる。

また、基本おなかをすかせた状態・・・が大事らしい。

玄米は土鍋で炊いたほうがいい、ともあった。ふむふむ。

 

「全部自分」とそのメールには書いてあった。

そう。わたしもそう思う。

と、いうことで、その日からすぐ「少食」をはじめた。

 

日ごろ、比較的きちんとしたものを食べているし

「これは、食べないほうがいいだろう」というものはほとんど手をださない。

だから「少食」もそれなりにできると思っていた。

けれど、これがなかなか・・・なのだ。

思っている以上に、いろいろなものを食べていることに気づいた。

とくに粉もの。粉ものすきだからなあ・・・。ううむ。

それにここは、なんと言ってもうどん県。

家にずっといるわけではないので「今日はちょっと」もある。

この前、マーケットをやったのだけれど

そのときは、差し入れのおいしいパンとスコーンを食べた。(よく噛みましたよ)

夜には、ともだちと町にごはんを食べに行き、

ごはんとおみそ汁に鰹のお刺身を二切れ。

昨日は、デコさんの料理教室に参加して、少なめにしたけれどいろいろ食べた。笑

それでも、10日間の数日、少食にしただけで胃の重さはずいぶん変化した。

気になっていた背中の違和感も消えた。

 

前置きがとてもとても長くなったけれど、しばらく「少食日記」つけてみます。

デコさんからは「1~3か月つづけたら治るよ」とあった。

(そもそも、潰瘍かどうかもわからないので治るという話ではないかもしれませんが)

おなじ建物に暮らすマクロビオティツクの先生からは

「そんなにかからないと思う」と言われ、やや安心。

まずは、胃の重さがすっきり消えるまでやることにします。

1か月かかるか、2週間ですっきりするか、それ以上かはわかりません。

鍼も受けて、自分でお灸もして、温泉もできるだけ行こう。

多分、大波、小波があると思います。からだにも、気持ちにも。

それが、どう変化していくか見ものです。

これで調子が元にもどったらうれしいし

だれかの役に立つかもしれない。

調子がいいわたしも、よくないわたしも「全部自分」。

もちろん、からだは元気なほうがいいけれど

からだは調子がわるくなることで、ある意味バランスをとったり、

なにかを教えてくれているのだとも思います。

気がつかなかったこと、気がつかないようにしていたこと・・・を。

「受け入れて」。「変えていく」。

少食。いいきっかけにしよう。

 

4月24日

朝 ほうじ茶

昼 料理教室 ラビオリ、玄米の生春巻き、アジアンスープ、サラダ、豆腐グラタン

夜 おみそ汁(わかめ・ねぎ)

 

高速バスで神戸まで移動。バスの往復ですこし眠る。

帰ってきて、バス停近くのお店でお茶を飲む。

ぼうっとしていたらすごくしあわせな気持ちになった。

お料理教室は、たのしかった。とにかくよく噛んで食べた。

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